かけ算の順序問題について
子供が 小さい時にも、話題になったような記憶がある。
Wikipedia:
かけ算の順序問題
クライアントの事務所で 話題になってたので 個人的な見解を!
どっちでもいい!(笑
この見解は2つの意味がありますよ。
- 掛け算の順番なんてどっちでもいい!
- 先生の意見が2種類あってもいい!
掛け算の順番はどっちでもいい!
a × b = b × a
当然、議論している人がみんな知ってる 交換法則 です。
よって、OKと考えます。
単位について この議論の時に 1つ不思議に思っていることがあるので記載。
1冊x円のノートを8冊買います。
代金をy円としてxとyの関係を式に表しましょう
x × 8 = y でも y = x × 8 でも正しいが、「1冊x円のノートを8冊買い、代金がy円であるときの関係式」という文章の流れからいけば、x × 8 = yを推奨したい。 ただし、x × 8 が 8 × x になっている場合は、「8円のノートがx冊」という意味になってしまうので問題文とは合わない。常に式の意味をしっかりと意識させることが大事である。( 啓林館 小6算数教科書『わくわく算数6上』指導書朱註 p.58 )
Wikipedia から引用
なぜ x が円や冊になるんでしょう 1冊x円 なら この問題では x(円/冊)が正解でしょう。 でなければ 単位として 計算が成り立ちません。
式は 普通
$
\displaystyle
x\ \times\ 8\ = y\ か 8\ \times\ x\ = y
$
ですが単位を付けるなら
$
\displaystyle
x\ (円/冊)\times\
8\ (冊)= y\ (円)
$
$
\displaystyle
8\ (冊)\times\
x\ (円/冊) = y\ (円)
$
が正解だと思います。
先生の意見が2種類あってもいい!
世間には色々な 意見があり、それがある程度 容認されることが重要だと思う。
先生と言えども 人間。
教え方に好みがあってもいいし。
多少 、間違っても仕方ない(笑
親としては勉強の楽しさを教えて欲しい。(もう子供は社会人だけどw)
順番を強調するあまり、数学嫌いになる子がいるなら それは 本末転倒だとは 思う。
そして世界では色々!
日本では
「1つ分の数」×「いくつ分」=「全体の数」
と 教えるらしいが 世界では 色々のようだ。
アメリカでは
「いくつ分」×「1つ分の数」=「全体の数」
らしいし、中国では
「数」×「数」=「全体の数」
みたい。 ただ 日本ほど 順番を重要視する国はないらしい。
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